こんにちは。
九条です。
精神病院の退院日が決まりました。17日か18日になります。
そして、入院中に仕事をクビになりました。
大変心配していただいた方もいますが、元々、教材開発に集中したい思いがあったので、むしろ円満に辞める口実ができてよかったと思っています。
そして、ありがたいことに、クビになるに当たって、会社は、今後も仕事を投げたり、再雇用したりすることを前向きに検討してくださるということでした。本当に良い会社だったと思いました。人間関係も良好ですし、辞めるのが非常に惜しいのは事実という面があります。
さて、今回は教材開発について報告させていただきます。
入院の記録についても報告したいのですが、これは退院後にさせていただきますのでしばらくお待ちいただければと思います。
沙耶さんが開発に加入
これが一番大きいです。
教材開発のチームメンバーが増えました。
沙耶さん(Twitter:SayaGrace0907, Blog:行政書士独学6箇月合格の方法論)が教材の開発チームに加わりました。
沙耶さんは、行政書士試験と宅建試験に独学一発で高得点で合格された方です。
本教材は、司法書士試験の作問を完了した後は、行政書士試験にも手を広げることを想定しておりましたが、私は行政書士試験には合格しておりません。そこで、行政書士試験は信頼している沙耶さんに依頼することにしました。
司法書士試験パートは私が作問し、行政書士試験パートは沙耶さんが作問するというわけです。
行政書士パートのクォリティも極限まで追求
この教材の売りとして、司法書士試験に独学一発で上位合格した九条が全問題を作問することがありますが、行政書士試験パートのクォリティも、同じ独学一発で高得点で合格した沙耶さんが全問題を作問することで確保します。
もっと言えば、沙耶さんは行政書士試験で記述を非常に得意としています。
記述については、出版を視野に入れるほどの自作のノートを持っているらしく、それをベースに作問すれば非常にクォリティの高い教材が作れると主張していました。
そこで、作問に当たっては特に記述を重視し、記述の問題から作問していただくことになりました。
司法書士試験パートは、択一は、テキストとこの教材だけやっていれば必ず完璧になるというクォリティを目指しますが、行政書士試験パートも、この教材だけをやっていれば必ず記述は完璧になるというクォリティを目指します。
なお、司法書士試験のデジタル教材は現状でははっきり言ってろくなものがなく、ブルーオーシャンなのですが、行政書士試験は優良な教材がいくつかあり、競合が存在します。その一方で、行政書士試験も記述は教材が少ない実態があります。
それもあって、行政書士試験パートでは、記述に重きを置くことにしました。
なお、私はレッドオーシャンだからと参入をためらうのが好きではありません。私は司法書士試験の択一には絶対の自信があり、仮に競合がいたとしても、迷わずこの教材を開発する道を選んでいたと思います。また、ブルーオーシャンだとしても、誰かが参入すれば、他に大手が参入してきて、結局は競争になるものです。
プログラミングはほぼ完了
実は、入院中にプログラミングも進めており、課金要素の実装がまだですが、欲しかった機能はほぼすべて実装が完了しました。
具体的には、アルファ版に次のような機能を追加しております。
- 問題をお気に入りする機能。
- ユーザの正否履歴を保存する機能。
- 問題をお気に入り、正否履歴、ランク、で絞り込む機能。
- 問題のリスト表示に、お気に入り、正否履歴、ランクを表示する機能。
- 制限時間のON/OFF 機能。
また、完全に「遊び心」ですが、次のような機能も追加しました。
- 間違えると罵声を浴びせられる機能。
- 制限時間になると罵声を浴びせられる機能。
- アプリを起動すると格言を聞ける機能。
- 全ての音声を聞けるサウンドテスト機能。
- スタッフロール表示機能。
※画像はいずれも開発中のものであり、製品版では異なる可能性があります。
なお、音声は全て九条の肉声となっております。
このあたりは、沙耶さんのブログ(行政書士独学6箇月合格の方法論)に詳しいことが記載されていますので、そちらもご覧ください。
これらの機能をすべて含めた、アルファ版2を近日中にリリースする予定です。
アルファ版2には、民法の問題を100問以上、行政書士憲法の問題を20問程度、行政書士記述の問題を2問程度収録する予定です。
なお、サウンドテスト機能は、課金していること&特定の条件を満たすことで、アンロックされる隠し機能にしようと思います。そうしないと「格言」のありがたみがありません。
私の教材の設計思想
まず、この教材のタイトルですが、当初は「Ultimate(究極の)問題集」を予定していました。しかし、途中から「司法書士試験 Overkill(過剰火力討伐)」というものに変更しようかと考えました。
この教材のコンセプトは、テキストとこの教材だけをやっていれば、圧倒的な成績(具体的には択一 33:33)で合格できるというものです。そしてこの成績であれば司法書士試験をオーバーキル(過剰火力討伐)できます。このタイトルの方が、教材のコンセプトに合うのではないかと思いました。
これは別に記事を立てて詳しく説明しようと思いますが、私はアプリに豪華絢爛といろいろな機能を付けるのが好きではありません。
例えば、付箋機能のアイディアはありましたが、最終的に却下する判断をしました。
付箋というのは、その教材だけでは合格できない教材を使っていて、それに情報を書き足すために使うものですが、本教材は、これのみで司法書士試験をオーバーキルするというコンセプトです。情報を書き足さなければならないようなショボい教材ではありません。
その他のオプション的な機能も同様です。教材をただ漫然と繰り返しやっていれば合格に近づける、それが理想だと思います。そのため、オプション的な機能も最小限に絞っております。(「罵声」のような「遊び心」は別です。)
MENTA で相談した結果
この自作教材ですが科目ごとのバラ売りの月額課金制を考えています。
例えばこんな感じです。
- 民法(総則):300円/月
- 民法(物権):400円/月
- 民法(担保物権):400円/月
- 民法(債権総論):400円/月
- 民法(債権各論):400円/月
- …
最大の懸念事項として、これが技術的に可能なのかという問題がありました。これについて MENTA で相談したのですが、技術的に可能という回答をいただきました。
しかも、もちろん有料ではありますが、比較的良心的な値段で、具体的なプログラミングの実装方法まで指導していただけるとのことでした。
これで、技術的な最大の懸念事項が払拭されました。
予定通り、月額1万円の課金アプリとして作る予定です。
最後に
以上です。
宣伝にはなりますが、MENTA に次の講座を置いております。興味がある方はお声がけください。
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教材のアルファ版2を近日中にリリースしますので、楽しみにお待ちいただければと思います。
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