こんにちは。
九条です。
最近、SNSや匿名掲示板で、プログラミングを勉強して年収1千万円を目指すと主張する方が増えています。
また、プログラミングスクールには、年収1千万円を具体的な数値目標として掲げているものもあります。
今回は、これが果たして現実的なのかどうかについて管理人の意見を述べます。
また、年齢が30代や、40代ですが、今からプログラマになれますか?という質問を受けることもあります。そういう疑問を持つ方にも読んで欲しい記事です。
これは Twitter でも最近発言したテーマではありますが、もう少し踏み込んでみます。
結論から言うと…
まず、プログラマで「物理的に」年収1千万円稼げるかどうかという話なら、「稼げる」という結論になります。
私自身はそんなに稼いでいないのですが、(そもそもパートタイムですし、)身近にそれくらい稼いでいる方はいます。
ちなみに、身近にいる方でそれくらい稼いでいる方は会社員です。フリーランスではありません。
会社員とフリーランスでは同じ年収1千万円でも価値が違います。フリーランスの場合、厚生年金や失業保険等といった社会保障がありませんから、同じ1千万円なら会社員の方が美味しい収益だと言えます。
ただ、これを実際に稼いでいる方は超高学歴ですし、学生の頃からして尋常ではない努力をしていましたし、もっと言えば、子供の頃からプログラミングを勉強していたようです。
よって、物理的には稼げるのですが、個人の適性や努力による部分も大きいということになります。
しかし…
しかし、私は、プログラマを目指すなら、年収1千万円を初めから目指すのは間違いだと思います。
というのは、私自身も含めて私の身近なところにいるプログラマで、年収1千万円を目標としていた方は誰一人としていないからです。
年収1千万円は目標が高すぎるのでしょうか?
いえいえ、とんでもないです。
年収1千万円は目標が低すぎるのです。
想像してみてください。芸能人になりたい方で、年収1千万円を目標にする人はいないですよね?
芸能人になりたい方の誰もが金銭を目標にするわけではありませんが、世界中に自分の名を知らしめたいという欲望があって芸能人を目指す方が多数派だと思います。
プログラマもこれと同じです。
プログラマという仕事は、自分でアプリや Web サービスを創り出すことができます。それがヒットすれば、例えば Twitter のように、自分のオリジナルの製品や自分の名前を世界中に轟かせることができるのです。
私の Ultimate 問題集(自作教材)も、世界中は無理だとしても、日本中の司法書士試験の受験生全てに名を知らしめ、最高の教材となることを目指しています。少なくとも必出3300選のような名著と並ぶような「選択肢」にはなり得るような教材を目指しています。
私の教材は、完成すれば年収1億円も夢ではないと思っていますが、金銭目的でプログラマを目指すなら年収1億円が最低ラインだと思います。
実際に、著名なアプリや Web サービスを開発した方には年収1億円以上稼いでいる方は普通にいると思います。
故に、年収1千万円を最初から狙うのは間違いです。誰しもが金銭を目標にするわけではないですが、プログラマを目指すなら、年収1億円を狙いましょう。そのくらい壮大な夢があって初めて業界で戦えます。
年収1千万円を目標にする、といっている方は、スタートラインにすら立てていません。
この辺、プログラミングスクールの教育方針についても言えることで、年収1千万円を目標に掲げているスクールは非常にズレていると思います。
管理人のそもそもの目標は何であったか?
実は、管理人はファイナルファンタジーの大ファンです。小学生の頃に、この作品をプレイして大変感動したことがあります。
当然、そうなると開発者は一体どんな方なんだろうと言うことにも興味が湧いてきます。
古いファイナルファンタジーは、坂口博信という方が総司令官となって開発しているのですが、この方にすごく憧れました。
この方を超えたくてプログラマを目指す道を選びました。
坂口博信はゲームクリエイターであって、プログラマではないですが、ソフト開発者という意味ではプログラマも同じです。
なので、私は必ずしも金銭を目標としていたわけではありませんが、これを金銭に換算するなら、私は年収1億円を凌駕するぐらい途方もない夢を持っていたことになります。
そして、この野望を成し遂げるため、具体的な行動も起こしました。
私は学生の頃、世界中に名を轟かせるMMORPGを作るというプロジェクトを友達と一緒に立ち上げたのです。これは失敗しましたが、勉強になったこともたくさんあります。
結果的に、ゲームは作っていませんし、坂口博信を超えることもできていませんが、客観的に見れば私はプログラマとしては成功していると思います。
必ずしも壮大な夢が無くても良い
必ずしも壮大な夢が無くても、プログラミングが途方もなく好きな人であれば、プログラマとしては成功する可能性があります。
しかし、プログラミングが好きといっても生半可ではダメです。「自分はプログラムを書くために生まれてきた、職業倫理のためなら命を捨てる覚悟がある!」ぐらいの人でないとダメだと思います。
私はこれにも当てはまっており、自分が食っていけるのは、プログラミングの神様がいて、その神様が特別に自分に力を与えたからだと思っています。故に、私の能力は神様の御心に従うように行使すべきですし、神様のためならいつでも死ぬ覚悟はできています。
プログラミングの未経験者が自分がこのタイプに当てはまっているかを見極める方法は、独学で実際にプログラミングを勉強してみることです。
あなたが本当にプログラムを書くために生まれてきたのであれば、独学でも、この境地に至ることはできます。
まとめ
- プログラミングで年収1千万円を目指すのは間違いです。
- 目指すなら年収1億円か、それ以上の壮大な夢を持ちましょう。
- 壮大な夢が無くても、プログラミングが途方もなく好きなら成功する可能性はあります。
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