司法書士試験において、択一を記述よりも優先するべき4つの理由

司法書士試験
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こんばんは。九条です。

司法書士試験において、択一の対策と記述の対策、どちらが優先かと言うことがたまに話題になります。

今回は、このテーマについて記事を書きます。

結論から言ってしまうと、圧倒的に択一を優先するべきです。

管理人の失敗

お試し受験はした方が良いですか?の記事で述べていますが、私は実は、記述を優先する学習をしたことがあります。

詳しくは、リンク先の記事を見ていただければ分かりますが、これは無効な勉強と言わざるを得ません。

択一を優先するべき理由

まず先に結論を言ってしまいます。次の理由から択一を優先するべきです。

  • 記述は択一の延長であって、択一の対策が万全でなければ、記述の対策はできない。
  • 択一が苦手だと、択一を解くのに時間がかかる、そうすると記述で得点できない。
  • 択一が苦手だと、記述を採点してもらえない恐れがある。
  • 記述の対策は難しくない。

それでは詳しく見ていきます。

記述は択一の延長であって、択一の対策が万全でなければ、記述の対策はできない。

これについては余り説明の必要はないかと思いますが、記述は、択一の知識が事例で問われるだけで、必要な知識は変わりません。

記述では、択一の学習で仕入れた知識を具体的な事例で活用することが求められます。

そもそも知識が無ければ、具体的な事例で活用なんてできません。

もちろん、記述を先行させる学習をお勧めしている講師もいるようですが、それは講師の指導が無いと難しいです。

多くの独学者は、オートマシステムを使用していると思いますが、オートマシステムの記述式は解説が非常にあっさりしています。知識を仕入れるには向いていません。

知識を仕入れるのであれば、オートマシステム択一式本編を読み込みましょう。

択一が苦手だと、択一を解くのに時間がかかる、そうすると記述で得点できない。

司法書士試験の午後は3時間で、択一を解いて、記述2問を解かなければなりません。

よく記述が苦手で基準点を割ってしまうというお話はお聞きするのですが、こういう方の大半は記述が苦手なのではなく択一が苦手なのです。

午後の時間配分は次のようにするのが理想です。

  • 午後択一 50分
  • 不登記述 65分
  • 商登記述 65分

しかし、記述が苦手だという方の時間配分は次のようになっていることがあります。

  • 午後択一 2時間
  • 不登記述 1時間
  • 商登記述 0時間⇒時間切れによりゼロ点

この場合、記述が苦手で基準点を割っているというよりは、択一が苦手で時間切れを起こしています。

こういうことを防ぐには午後択一を理想的には50分、遅くとも60分ぐらいに収めて解く必要があるのですが、択一が苦手だとこの時間配分にするのが難しくなります。

なので、制限時間に依って記述が苦手だと自覚している方は、本当に記述が苦手なのか、実は択一が苦手なのではないのかと、一度考察してみる必要があります。

多くの場合は、後者になると思いますが、その場合、記述の努力をしてもあまり効果はありません。択一を早く解けるようになる努力をすべきです。

択一が苦手だと、記述を採点してもらえない恐れがある。

これが一番重要です。

司法書士試験には基準点と言う概念があるため、択一が苦手だと択一基準点を割ってしまい、そもそも記述の採点に進めない恐れがあります。

司法書士試験では、択一の基準点は突破して当たり前というような風潮がありますが、択一の問題との相性が悪ければ、運によって得点が大きく下振れし、自信のある方でも択一の基準点を割ってしまう恐れがあります。

私のように択一に圧倒的な自信があって、どんな問題が来ても30/30以上は取れるという自信があれば別ですが、そうでない場合は、このリスクは付いて回ることになります。

記述の対策は難しくない。

実は、記述の対策は、択一式と同様で、暗記です。

イヤラシイひかっけ問題が集題されますが、引っ掛け方にはパターンがあり、それを全部暗記しておけば怖くありません。

そして、記述の方が択一よりも覚えなければならないことはずっと少ないです。

私も、記述に苦手意識がありましたが、実は基準点に大幅に上乗せして合格しています。

最後に

司法書士試験には記述挽回という受験方針があります。

択一は基準点ギリギリで良いので、記述で大幅に得点して合格を狙うという方針です。

そういう方針で合格している人がたくさんいるのも事実です。

なので、私は択一優先を絶対の正解とは考えていませんが、個人的なお勧めを言うなら、やはり択一を優先するべきです。

この理由としては、「択一が苦手だと、記述を採点してもらえない恐れがある。」というのが非常に大きいです。

記述がどんなに得意だという自覚があったとしても、択一で基準点を割ったとしたら意味がありません。

ただし、記述の基準点もありますので、記述の対策をしないで挑むということはできません。

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