独学1年の司法書士試験 ~資格試験アルティメット合格方法論~

主に司法書士試験を扱います。司法書士試験にほぼ独学1年合格した管理人(HN:九条)が、各種資格試験の独学の勉強方法と教材を提供!

司法書士試験 実践 日記、雑談、思想

近況報告ー2021年1月22日と口述試験のお話

更新日:

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明けましておめでとうございます!九条です。

お久しぶりです。

申し訳ありません。暫くブログを放置してしまいました。

近況報告

実は、ここ最近就職活動をしておりました。ブログの更新が滞っていたのはそのためです。

その結果、就職が決まりました。

勤務先や職種等は伏せさせていただきたいと存じますが、少なくとも司法書士ではありません。

司法書士ではありませんが、資格を評価されて職を得られた面があるため、資格は無駄ではなかったと言えます。

さて、就職したら教材の開発に支障が出るのではないかと心配になる方もいるかもしれません。ですが、今のところパートタイムですので、仕事と両立させることは可能だと思います。とは言え、正社員に登用の可能性もあります。もし、登用していただいた場合は、副業をするより会社で出世を目指した方が建設的、と私は考えますので、教材の公開を大幅に延期することになると思います。そうなりました場合は、大変申し訳ございません。

滞っていた間の出来事

私のブログの更新が滞っている間に色々なことがありました。

  1. 年が明けました。
  2. 12月24日、司法書士試験の筆記試験の合格発表がありました。
  3. 1月12日、司法書士試験の口述試験がありました。
  4. ⇒2月1日の最終合格発表を残すのみとなりました。

筆記試験に合格された方、本当におめでとうございます!

口述試験(実施済み)がまだ残されていますが、こちらは通過儀礼のようなものなので、ほぼ合格は確定です。

ただ、やはり口述試験でミスをしてしまったとか、ほぼ完璧にできたけれどちょっぴり心配だ、という方もいると思います。

そこで、今回は私の口述試験の対策、口述試験の結果についてお話させていただきます。

本来であれば、後述試験の前に対策について書くべきだったのですが、遅くなりました。大変申し訳ございません。

既に回答してしまった事実は変えられませんので、私の対策と結果を知って、安心材料にしたいという方は続きを読んでいただければと思います。

残念ながら筆記試験に不合格になった方のために、来年の試験対策についてお話しようかとも思ったのですが、それは別の機会にさせていただきます。

口述対策は必要か?

口述対策がそもそも必要なのかというお話からさせていただきます。

管理人は、以前、「【初心者向け】司法書士試験とは?(基準点とは何か?)」という記事を書きました。

この記事は、司法書士試験全般についての解説記事なのですが、口述試験に関する記載が全くありません。あたかも筆記に合格すればそれで終わりのような印象を与えてしまいます。これは特に意図があったわけではなく、口述試験のことを完全に忘れていただけです。口述試験はそれくらい印象が薄いと言えます。

何故、口述試験の印象が薄いかと言えば、落ちる人がほぼいないからです。

司法書士試験の口述は筆記試験に合格した人なら、まず落ちることは無く、本人確認の意味合いが強いと言われています。そのため、司法書士試験は事実上、筆記で合否が決まるとも言われています。

口述試験対策は会場に行くことが全てとおっしゃる方もいます。(さすがに、欠席すると不合格になります。)

事実、私の周りで口述試験に落ちたという話は聞いたことがありません。インターネットでもそのような方の体験談は読んだことがありません。欠席して不合格になったという噂を聞いたことがあるぐらいです。

では、口述対策は必要ではないのでしょうか?

私は必要だと考えます。

まず、口述試験には、司法書士法1条2条を正確に言わせる問題が必ず出題されます。筆記試験では、これを正確に言えるまでしなくても合格できるので、対策無しで挑むと、これが言えなくて困ることになります。

そして、覚えたことを忘れてしまうという問題があります。

口述試験は筆記試験の実施から3カ月以上後に開催されます。さすがにこれだけの期間、全く勉強しなければ勉強したことを忘れてしまいます。

もしかしたら、筆記試験の自己採点の結果がギリギリで、今年の合格を諦めていたら、実は合格していたことが判明したという方もいるかもしれません。そういう方の中には、受験の後、すぐに来年に向けた勉強を開始したという方もいるかもしれません。そういう方は、勉強したことを忘れると言うことは無いと思いますので、口述対策にそれほど力を入れる必要はありませんが、司法書士法1条2条の完全暗記だけはやっておく必要があります。

口述試験で落ちる人がほぼいないと言っても、決して試験が簡単というわけではありません。

筆記に合格できる人なら簡単なのであって、全くの素人が口述試験だけを受験したら普通に落ちるでしょう。

また、欠席すれば不合格なのですから、体調管理をすることが、ある意味最大の対策だとも言えます。

そこのところはよく考えておく必要があります。

もしかすると読者様に、口述試験の出来が非常に悪かった、という方がいるかもしれません。しかし、あまり心配する必要はないと思います。既に述べた通り落ちたという話は聞いたことがありません。

管理人の口述対策

4点だけやって挑みました。

  • 口述模試(伊藤塾)
  • 必出3300選(民法、不動産登記法、会社法、商業登記法、司法書士法のみ)
  • 司法書士法のテキスト(オートマシステム)
  • 司法書士法1条2条の完全暗記(登記六法に載っていますが、インターネットの e-Gov の情報で十分です。)

先に言ってしまうとこれだけで合格しています。

口述模試

口述模試は無料だった気がします。(もう大分古い話なので、記憶が明確ではありません。)なので受けました。

実は、口述模試が無料ではなかったなら受けなかったと思います。

模試は予想問題ではありません。筆記ですら、模試に出た問題がそのまま出題されると言うことは稀なのに、筆記よりずっと時間が短く、問題数も限られている口述で、的中が起きる確率は非常に低いです。

事実、的中は起こりませんでした。

就職面接と同じで、模擬面接をしてシミュレーションをしておくことが有効なのは事実だと思います。しかし、私の場合は現地に行くことができず、電話で受験しました。これではシミュレーションにもなりません。

なので、口述模試を受ける意味はほとんどないと思っていました。

ただ、現地で面接できる人の場合は、的中しないとしても、シミュレーションをしておくことが有効という面があるため、口述模試を受けた方が良いでしょう。

その他の教材

受験生や合格者の体験談を色々と読んで出題傾向は把握していました。

そして、こんなことが分かっていました。

  • 次の科目から出題される。
    • 民法
    • 不動産登記法
    • 会社法
    • 商業登記法
    • 司法書士法
  • 次の科目からはほとんど出題されない。
    • 民事訴訟法、民事執行法、民事保全法
    • 供託法
    • 刑法
    • 憲法
  • 司法書士法1条2条は必ず出題される。
  • 試験範囲は広くない。(基本事項のみ)
  • その代わり、y軸の意味で難しい問題が出題される。

以上から、必出3300選に記載が無い論点は、テキストには記載があっても、些細な論点として復習しないことにしました。

必出3300選は、マイナー科目は司法書士法以外はほとんどやらず、主要4科目だけで済ませました。

司法書士法だけは頻出なので、オートマシステムのテキストと必出3300選を何も見なくても全部口頭説明できるレベルまでやりました。

司法書士法1条2条は必ず出題されるので、何も見なくても完全に言えるようにしました。

必出3300選の読み方ですが、通読だけしたのではなく、チェックテープがかかっているところは、ちゃんと色下敷きをかけてマスクした部分を言えるようにしました。要は口述試験は y軸の意味で難しい問題の試験なので、このような学習方法が特に有効だと言えます。

対策と言っても必出3300選に関しては、何度も繰り返すのではなく1回だけです。

管理人の口述試験

玄関にて

試験会場で試験前に玄関で起きたことが非常に印象深いです。

試験会場に到着してすぐに、玄関で、同期の筆記合格者と思われる方を見つけました。

なので、勇気をもって話しかけてみました。

そしたら、相手の方から真っ先に話題にしてきたのが「ボ株積極消極問題」でした。

私は、本 Web サイトに記載されているような自分の意見をお話しして、少々話し込んでしまいましたが、真っ先に話題になったのがこの件だったことに驚くというより、「やっぱりその話か!」と納得してしまいました。

試験まで

試験は一人一人順番に行われます。(全員同時ではありません。)なので、試験が始まった後の待ち時間が長く、とにかく退屈だったのを記憶しています。

これは試験制度に何らかの改善がされて欲しいところです。

いよいよ試験


私「…(沈黙)…」

試験官「はい。帰って良いですよ。」

私「ガーン!ボク不合格!!」

試験官「いいえ、貴方は不合格ではありません。」

私「わーい!ボク合格!!」

試験官「いいえ、貴方は沈黙したので失格です。」


というのは冗談です。

とは言え、分からない質問があっても、沈黙はしない方が良いでしょう。素直に分かりませんと答えた方が印象は良いのではないかと思います。

以下は本当の話です。

私は、特に人と話すのが緊張するとか本番で緊張するとかそういう性格ではないので、試験はほぼ困ったこともなく終わりました。

もう問題は忘れてしまいましたが、1問を除いて完璧に正解できました。

解答に詰まった場合、試験官がヒントを出してくれるという噂もありますが、ヒントを出してもらうまでもありませんでした。

ただ1問、非常に戸惑った出題があったのです。

試験の最後に司法書士法1条2条をそのまま言わせる出題がありますが、正解できなかった1問というのが、それが終わった後の最後の最後に訊かれた質問です。

試験官「なぜ、各地に司法書士会が設置されているのですか?」

これは完全に想定外の質問でした。テキストにそんなことは書いてありません。

なんじゃこりゃ…。

そこで、もう何と回答したかよく覚えていませんが、「品位の保持のため。」とか、口から出まかせを言ってしまいました。

試験官「他にはありませんか?」

私「えーと、えーと…」

そしたら、試験官からこんなことを言われてしまったのです。

試験官「はい。帰って良いですよ。」

結局、回答の途中で、普通に退室しました。

一瞬、血の気が引いたのですが、冷静に考えればこんな質問、誰もまともに回答できないでしょう。それに仮に、この問題が合否の分水嶺なら解答の途中で「帰って良いですよ。」等とは言わず、ヒントを出して助けてくれるでしょう。

これは失敗ですが、この失敗でくよくよ悩んだりはしませんでした。やはり、合格を確信していました。

口述試験の本質

口述試験は本 Web サイトで繰り返し述べている、y軸の意味で難しい問題で構成されていると言えます。

よって、普段からしてこのような問題を解いている方なら戸惑うことはありません。

逆に、y軸の意味で難しい問題を解いていない人は戸惑うことになります。

y軸の意味で難しい問題を解くことは、筆記対策のみならず口述対策にもなるということです。

あくまで私の感覚ですが、合格者であれば量の差はあるものの、y軸の意味で難しい問題を解いていない人はいないと思いますので、やはり口述は、試験の形式が違うだけで、今までの勉強がそのまま通用すると言えると思います。

対策としてやるべきこと

対策は必要ですが、私が既に述べた通りの対策をすれば十分だと思います。

司法書士法1条2条の完全暗記だけは絶対にやりましょう。


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