MTGから暫く離れていたFFファンがコラボを期にコレブを入手した話。

この記事は約9分で読めます。

こんばんは。九条です。

実は、今、マジック:ザ・ギャザリング(Magic: The Gathering、通称:MTG マジック等、以降:MTG)と、ファイナルファンタジー(以降FF)がコラボしています。

色々なところで述べていますが、私は人生においてFFの影響を大きく受けています。FFがなければ、プログラミングに興味を持つことも無かったでしょうし、プログラマという職もありません。最悪の場合は、ここまで歩んでこれず、死んでいたかもしれません。

そして、MTGは、世界最初のトレーディングカードゲームです。私は、引退して最近はプレイしていなかったのですが、元々好きなゲームです。

これは嬉しいコラボだということで、久しぶりにMTGのカードを買ってみることにしました。

今回は、このコラボについてお話します。

トレーディングカードゲームとは何か?

トレーディングカードゲームとは、ランダムに封入されたカードを購入し、そのカード資産を元に、各プレイヤが好きなカードを束にしたデッキをそれぞれ作って、対戦するゲームです。

アナログゲームであり、電源やコンピュータを必要としません。

現代のソシャゲは、トレーディングカードゲームの影響を受けています。引きがガチャでランダムなので、廃課金している人を別にすれば、攻略サイト通りに進められず、人それぞれ妥協案を工夫して考えながら、試行錯誤しなければならない点です。

紙のカードを使うわけですが、この「紙」という概念がよくわかっていない人を見かけます。

物理的な実態があるので、売買契約や交換契約の対象になります。トレーディングという言葉はここから来ており、自分の要らないカードを処分して、逆に欲しいカードを他のプレイヤと、現実世界で交渉してカード資産を貯めていくことを想定したゲームなのです。

また、カード自体に資産価値があり、プレミアが付いて高額で売れる場合も良くあります。

例えば、数日前に、カード302枚を「なんでも鑑定団」に持ち込んだ方がいましたが、なんと!3800万円の値段が付きました。正直、3800万円でも安く見積もり過ぎという批判意見も世間ではあった程です。

開運!なんでも鑑定団 – リンク

これはソシャゲとは大きな違いです。ソシャゲではキャラやアイテムを現金化することはRMTと呼んで、禁止しています。

以下に、ソシャゲとの違いを表にまとめました。

  • お手軽さ
    ソシャゲ→○
    トレーディングカードゲーム→×(対戦相手を見つける必要あり。)
  • ガチャ要素
    ソシャゲ→○
    トレーディングカードゲーム→○
    ※ガチャを引くわくわく感を味わいたい人にはどちらもお勧めできます。
  • 譲渡ができるか?
    ソシャゲ→×
    トレーディングカードゲーム→○

パックの種類

カードは原則ランダムに封入されているのですが、まずはカードを買ってくる必要があります。

カードは色々な形態で売られていおり、人それぞれ遊び方や目的に適したもの(パック)を買うことになります。

  • スターターキット
  • プレイ・ブースター
  • コレクター・ブースター

これらの他に、統率者戦用パッケージがあるのですが、統率者戦というものを管理人がよく理解できていないため、説明は省略します。(次回までに詳しく調べておきます。)

スターターキット

FFのカードを使って、すぐに対戦を試してみたい初心者向けのパッケージです。これは、ランダムではなく、固定のカードで構成されています。対戦用に2つのデッキが入っており、1980円です。

プレイ・ブースター

通称、プレブ。

FFのカードを使って、より強力なデッキを作りたい人、あるいは、ソシャゲのガチャ感覚でお手軽にカードを引きたい人向けのパックです。カード14枚入りのパックが、770円、30パックで23000円で販売されています。

コレクター・ブースター

通称、コレブ。

FFの資産価値の高い激レアカードを引きたい人向けのパックです。当然、ランダムなので、必ず引くことができるわけではありませんが、1枚当たり数万円~数十万円のカードはこれを買わなければ当たりません。レアカードやフォイルカード(所謂キラカード)の出現確率が非常に高く設定されています。1パック4620円でカード15枚入り、12パック1箱で、55440円という目玉が飛び出るような値段です。

なお、ここで「激レア」という言い方をしていますが、激レア=ゲーム上強いカード、というわけではありません。ここで言う激レアとは、カードのイラストが通常の物とは違うとか、所謂キラカードのことです。強いデッキを作りたい場合は、プレブを買った方がコスパは良いと思います。


※なお、価格を述べていますが、これらは定価であり、現在はもっと高騰しています。

今回管理人が買ったのは?

管理人が買ったのは、コレクター・ブースターです。

紙のMTGを使って対戦する予定が無く、FFに思い入れがあって、どちらかと言えば、運試しやコレクション目的であり、超高額カードに憧れがあったからこの選択にしました。

とりあえず、バラ売りされていたものを、4パック買いました!

私が購入した時点では、値段がやや高騰していました。

今回は、どのようなカードが引けたか、気になったカードの一部に絞って紹介します。

引けたカード(抜粋)

先に言っておくと、何とも「私らしい」引きをしたなあと思いました。というのは、今回カード性能は度外視で、キャラが好きという理由で欲しかったカードがあったのですが、それを一発で引いてしまい、更に、そのキャラはヒロインなのですが、そのキャラの対を為す第二のヒロインのキャラまで引けたのです。


FFで、最も好きな女性キャラの1人、エアリスのサージフォイル版(普通のキラカードよりも精巧なキラカード)です。

エアリスは、FFのヒロインの人気投票では断トツ一位を獲得したこともあります。

その投票に次のような声が寄せられていました。

「かわいさと美しさ、強さと儚さ、親しみやすさと尊さ、全部併せ持った奇跡のヒロインです。」

本当に、その通り!としか言いようがありません。

FFのヒロインには、陰(かげ)があることが多く、普通の元気な女の子からは遠い、悪く言えばメンヘラの女の子が存在します。そして、そのような背景を持つヒロインが、世界崩壊が進んでいく中、世界を救う運命を背負って立つ身となることに、FFの美学を感じます。

エアリスもまさにそのタイプのヒロインです。

言い過ぎかもしれませんが、ゲームという媒体で、文学的に濃密な描写までをも取り入れて「萌え」という概念に真剣に取り組んだのは、FFⅦが史上初ではないかとさえ思っています。

私のエアリスの思い出については、それだけで1つの記事になる上に、ネタバレを含むものになるので、今は詳しくは書きません。

なお、カードの換金価値は8千円でした。


FFⅦで、エアリスと対を為すヒロイン、ティファのサージフォイル版(普通のキラカードよりも精巧なキラカード)です。

エアリスと比べてしまうと、そこまで思い入れのあるキャラではないのですが、ショーパン姿な上に巨乳が強調されているのもあって、バトルシーンで彼女に興奮してしまった男の子はたくさんいると聞いています。

ティファのイベントで思い出深いのは、高所から墜落して死亡したように見せかけておき、ティファとは別動隊の仲間が飛空艇で待機していて、落下するティファを拾っていくシーンです。バックトゥザフューチャーⅡにも同じようなシーン(主人公が墜落して死亡したように見せておき、デロリアンが拾っていくシーン。)があります。ここから着想を得て作られたイベントなのかもしれません。

なお、カードの換金価値は3万円でした。


バレットとのデートシーンのフォイル版(1500円)を引きました。

実は、FFⅦでは、キャラごとに好感度パラメータが設定されており、ゲーム中の行動によって、どのキャラがこのイベントでデートしてくれるかが変わります。

このシーン、私は当然エアリスが登場してデートしてくれたのですが、やっぱりエアリスバージョンが欲しかったですね。

なお、私は、好感度パラメータの存在を知らず、デートは必ずエアリスとになると思っていました。それだけ、物語に没入していたということでもあります。


ルーファウス新羅です。

かっこいい悪役、ダークヒーローです。

このボスとの対決は印象深いです。

  • ブラック企業の屋上で、社長と対決。
  • 白スーツの社長。
  • 社長のボディーガードはペットの犬。
  • ショットガンを片手撃ちする社長。
  • 戦闘中に突然高笑いする社長。
  • 劣勢になると、ヘリコプターの足に捉まって退却する社長。
  • 社長を倒すと「防弾チョッキ」が確定でドロップ。

と、これでもかと言わんばかりに中二病的要素を詰め込んでいます。


FFⅣの主人公、セシルです。このカードには裏面があって、変身することができます。変身は原作のファンがニヤリとするような演出で、パラディン(聖騎士)に変身します。

これはセシルが過去の暗黒騎士という呪われたジョブと決別し、新し人生を歩む試練として、FFⅣの名イベントに数えられます。

FFⅢでは、主人公はクリスタルに選ばれた勇者という設定があり、簡単にジョブチェンジすることができましたが、あれは時間も空間も無視した魔法級の奇跡だと思います。例えば、普通の人がジョブチェンジしようと思うと、これは現実世界でもそうですが、何らかの試練を潜り抜けなければならないことは多々あります。

こういう現実世界の縮図になっているイベントとして、私は評価しています。(800円)


他に目ぼしいカードでは次のようなものがありました。

  • 堕ちた英雄セフィロス(1200円)
  • シャントットの強要(フォイル版)(2500円)
  • ユウナのガード、ティーダ(3000円)

引き運は良かったのか?

やや良い~良いぐらいだと思います。

まず、好きなキャラを引けたのが大きいです。

それに、カードの換金価値の合計も高く、実は、4パック2万4800円で購入したのですが、出て来たカードの換金価値の方が上回り、元を取ってしまいました。

極端な話、この引きの強さが続けば、転売で錬金できる可能性があります。

シングルカードを買います。

どうしても欲しいカードが何枚かあります。

これは適当にパックを買っていても、埒が明かないので、シングルカード(特定のカードを1枚幾らで中古販売している業者)から買おうと思います。

オークションサイトやフリマサイトで購入することもできますが、業者の方がきちんとカードを鑑定して販売している分、安全だと思います。

このように、どうしても欲しいカードがあって、周りにトレードしてくれる人もいないという状況の方には、シングルカードがお勧めできます。

管理人が何のシングルカードを買ったかについては次回説明します。

FFに思い入れががある人にはお勧め!

このコラボは、MTGのルールが分からない人やあまり興味が無い人にも、カードを眺めるだけでも楽しく、コレクション性もあって、カードによっては現実世界での資産価値もあるので、FFに思い入れがある人にはかなりお勧めできます。

ちなみに、MTGはアメリカ製のゲームのため、英語版と日本語版があります。日本語版の方が慣れていないうちは遊びやすいと思いますが、慣れている場合、日本人でもあえて英語版を使う方も一定数存在します。注意点としては、今回のFFコラボでは、英語版のパックと日本語版のパックで出現する可能性のあるカードが微妙に異なっています。

なお、次回以降で、MTGのルールについてもダイジェスト的に触れようと思います。

続編記事

【MTG(マジック)×FF】私が購入したシングルカードは何か?
こんばんは。九条です。前回に引き続き、マジック:ザ・ギャザリング(Magic: The Gathering、通称:MTG マジック等、以降:MTG)と、ファイナルファンタジー(以降FF)のコラボのお話です。前回、どうしても欲しいカードが何枚...

今回は以上です。

ではまた。

⇐管理人の Twitter を Follow したい方はこちら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました