ゆっくり霊夢に喧嘩を売ってはいけない。

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おはようございます。

九条です。

超久しぶりに記事を書きます。よろしくお願いいたします。

今回の記事は、普段とちょっと違って、「ゆっくり霊夢にだけは絶対に喧嘩を売ってはいけない。」という雑学のお話をさせていただきます。

ロールプレイングゲームで、武器屋の親父に戦いを挑んでみたら、デッタラメ強くて、「おい、お前が勇者になれよ。」と突っ込みたくなる、というギャグをどこかで見たことがありますが、ゆっくり霊夢もまさにそんな感じです。

さて、私事ですが【祝】と言っていいのか複雑な気分ですが、障害者年金2級の審査が通りました。もちろん精神障害です。

とても働けるような状態ではありませんが、親元で生活する分には小遣い程度には困らない収入が得られます。

なお、年金の審査に通るような重症な精神疾患の場合、こうしてブログを書いている余裕もないはずなのですが、私の場合、双極性障害で、病気の性質が単純な鬱病とは違うものです。

鬱が重症な場合は、寝たきりになったり、自殺未遂に及んだり、したことがあります。

躁が重症な場合は、「自分には超能力が使える!」というような妄想が出る場合もあります。

こういうことを総合的に判断して審査結果が出るものであり、私の場合、症状が安定してくれている分には、こういう活動もできるわけです。

とはいえ、就労できる状況ではなく、年金だけで食っていけるわけでもないので、休養で症状を安定させつつ、仕事を探すのも目標になってくると思います。

そもそも、ゆっくり霊夢って?

ゆっくり霊夢は、多分日本人ならほとんどの人が見たことがあるし、外国の方でも知っているかもしれません。Youtube の合成音声を使って解説をしてくれる、首だけの赤い巫女のキャラです。これと並んで、ゆっくり魔理沙という黒い魔法使いのキャラが一緒に登場することが多いです。

実は、このキャラは Youtube 発なわけではありません。あまり知られていませんが、ゲームが原作であり、きっちり原作が存在しています。

今回お話しするのは、原作の霊夢(原作のフルネームは、「博麗霊夢(はくれいれいむ)」と「霧雨魔理沙(きりさめまりさ)」です。)が、いかにデッタラメ強いかという内容です。

原作はどんなゲームか?

霊夢と魔理沙を主人公にしたゲームです。

これはシリーズ化されていて、「東方シリーズ」と呼ばれている一連の作品群になっています。

実は、Windows が普及する前から存在していて、現在でも最新作が発売されています。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストに並ぶぐらいの歴史あるゲームです。

内容としては、エロゲーだったり、百合だったり、連想する人もいますが、至って硬派な2Dシューティングゲームです。いわゆる弾幕系に分類されます。

弾幕系というと、敵が目を疑うような数の弾丸をばら撒いて、それを避けることに重きをが置かれたゲームです。

東方シリーズの難易度は高い部類で、ゲーム画面を見ただけで拒絶反応を起こす人もいます。ただ、このゲームは練習すれば上達するゲームだと思います。私も弾幕系には苦手意識があったのですが、本作をきっかけに上達し、弾幕系の面白さが分かるようになりました。

苦手なことでも努力すれば、上達するということを知れた良い成功体験だとも思います。

このゲームの凄いところは?

開発者がほぼ1人です。

私が好きな音楽家として挙げている「太田順也」さん(ZUNさん)という方が作っています。

プログラミング、シナリオ、イラスト、音楽と、すべて1人で担当しているようです。

コミケで販売される同人ゲームであり、いうなれば、個人が趣味で作っているゲームです。サークル名は「上海アリス幻樂団」と言います。

今も昔も、ゲーム開発というと、チームで分業体制でやるのが常識であり、これを1人でやってのけてしまうのはとんでもないことです。

ゲーム内容も、1人で作ったということを加味しなくても、とてつもなく洗練されています。

私は本職のプログラマだったことがありますが、同業として崇拝に近い感情を向けています。

みんなの憧れのアーティスト

私の世代で、いわゆるオタク層が、憧れのアーティストとして挙げる人物は、次の6名が多いと思います。

  • 坂口博信
  • 植松伸夫
  • 天野喜孝
  • 堀井雄二
  • すぎやまこういち
  • 鳥山明

※敬称略

既に亡くなられた方も含まれていますが、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストの開発者の皆さんです。

これが現代の若い世代だと、太田順也になることが多いようです。

さて、私が世界で一番尊敬する人物は、上でも挙げている植松伸夫です。私の人格形成に多大な影響を及ぼした人物です。なので、最も好きなアーティストを挙げるなら植松伸夫が出てきます。しかし、客観的にどれほどすごい人か?という点で考察するなら、太田順也(ZUN)は、植松伸夫に匹敵するか、それを超えてしまう人物ではないかと思います。

ファイナルファンタジーには、ハズレ作品が含まれていることもありまが、東方シリーズは、毎回神ゲーで、賛否両論ある作品も中にはありますが、ハズレ作品やクソゲーを出したことが1度もありません。

はっきり言って、太田順也(ZUN)は、100年から数百年に1度登場するぐらいの天才アーティストと言っても過言ではないと思います。

とてつもなく面白い。

このゲーム、20年ぐらい前にハマっていたのですが、とあるきっかけで久しぶりにプレイしました。

結論から言って、とてつもなく面白いです。

ゲームシステム、シナリオ、イラスト、音楽と、すべての面において、商業ゲームを凌駕する一線級のクォリティを誇ります。

当時は気付かなかった面白さを、今になって気付くこともあります。

最新作を追いかけることができていなかったので、最新作もプレイしたくなりました。

無限に時間を溶かせるゲーム

このゲーム、Amazon や Steam で、1作あたり2000円で買えます。

1回のプレイは1時間足らずで終了しますが、クリアするには、試行と研究を積み重ねる必要のあるゲームになっており、無限に時間を溶かしてくれます。

言い換えるなら、この値段で、そこまで時間を溶かしてくれるんだったら、滅茶苦茶コスパが良いでしょう。

経験値やレベルという概念が無く、プレイヤスキルがすべてのゲームです。最近のゲームは育成して「データを積み上げる。」という性質が強いものが多いですが、本来ならば、ゲームとは「プレイヤスキルを積み上げる。」ものだということを、最近、東方シリーズをプレイして再認識しました。

霊夢に喧嘩を売るとどうなるか?

実は、東方永夜抄という古い作品に、本気を出した霊夢とお手合わせできるというエンドコンテンツ(クリア後のやり込み要素)が存在します。

これで、霊夢と戦うことができます。

霊夢は本気を出すと「夢想天生」という必殺技を使いますが、これがチート級の強さとしか言いようがありません。

デッタラメ強いのです。私も最初は瞬殺されました。1000回ぐらい挑戦したと思いますが、1度も勝てたことがありません。よく持ちこたえられて30秒です。

なんと、このコンテンツは、数千時間プレイした廃人の超上級者が、数百回試行して、1回成功するぐらいの難易度だそうです。

この話から分かるように、ゆっくり霊夢は本気を出すと、正気の人間が勝てる強さではありません。ゲームだったらいいですが、もし現実にいたといたとしたら、絶対に、喧嘩を売ってはいけない相手です。

※とはいえ、ゲームで霊夢(夢想天生)とお手合わせするのは楽しいので、一度ぐらいは皆さんにも戦いを挑んで欲しいと思います。

実は、今回、東方シリーズをやってみたくなったのは、霊夢に勝てなかったことが悔しかったので再挑戦したくなったからというのもあります。

難しいだけなら、クソゲーの烙印を押して終わりなのですが、この「夢想天生」からは何か洗練されたものを感じ、今でも度々思い出すことがあります。

参考までに、クリアに成功している動画を見つけたので貼っておきます。

※ネタバレ注意!自力で攻略したい人は見ないでください。

魔理沙はそこまでえげつなくない。

同じように、本気を出した魔理沙とお手合わせすることもできます。実は、こちらはそれほど難しくなく、私も勝ったことがあります。

魔理沙は本気を出すと「ブレイジングスター」という必殺技を使います。

こちらも参考までに動画を貼っておきます。

※ネタバレ注意!自力で攻略したい人は見ないでください。

これ、分かりづらいですが、魔理沙が大砲と化していますねw。

「大砲」を食らうとクリア失敗になるのは当然ですが、小さい星にもすべて当たり判定があり、これにも一切接触してはいけません。

ゲーム素人にも、このヤバさは理解できるらしく、ゲームを全くやらない人にこの動画を見せて説明したら、ビビっていました。

見た目のインパクトは「ブレイジングスター」の方が上ですが、実は「夢想天生」の方がはるかに難しいです。

最後に

では、今回は以上です。

東方シリーズにはしばらくハマって、また遊んでみたいと思います。

そして、未プレイの新しい作品にも興味があるので、買ってみたいと思います。

皆さんも、東方シリーズは文句なしにお勧めのゲームなので、ぜひ買ってみてください。1本2000円程度なので、非常にコスパが良いです。もし最初に買うなら、やはり霊夢とお手合わせできる東方永夜抄がお勧めです。

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