今回は、話題の ChatGPT の使い方を解説します。
この記事の趣旨として、以前 ChatGPT に関する記事を書いたのですが、雑多な内容になっており、使い方を端的に知りたいという需要があるにもかかわらず、そうした要望に応えていないページになっていると思ったからです。
現在、ChatGPT の使い方を検索すると、意外と出てきません。使い方に対する需要はかなりあると思いました。
この記事は、次の記事のうち、ChatGPTの使い方に関するものだけを抽出したものです。
(参考記事)(合格者が検証)司法書士の仕事はAIに奪われてなくなるか?(ChatGPTにプログラムを書かせてみた。)
ChatGPT とは
ChatPGT とは、米国の OpenAI という企業が開発したAIで、AIにテキストで話しかけると、色々なことを回答してもらえるという Web アプリケーションです。
人間と話しているのと大して変わらないぐらいの会話能力を持っているとも言われています。
ユーザインターフェイスは英語ですが、日本語で質問が可能で、日本語で解答してくれます。
また、プログラムを書かせることもでき、これがプログラマの仕事を奪うのではないか?と最近よく話題になっています。
スマホで動くかどうかは分かりませんが、PCがあれば、実際に動作確認できます。
スマホでも動くことを確認しました!ただし、画面が小さいのが欠点で、使いにくいです。
以下、スマホで動作確認した様子です。
使用料は無料(月額$20課金をすることで性能UPします。)です。私は今のところ、課金せずに使用しています。
課金しました!
ChatGPT の使い方
まず次のURLにアクセスしてください。
ここで、アカウントを作成し、ログインしてください。(アカウントを作成する際は電話番号が必要です。)
次にこのURLにアクセスすることで使用できるようになります。
こんなプロンプト(入力欄)が表示されたら、使用できます。
下の方にある入力欄からAIに話しかけてください。
課金するとどうなるか?
課金すると、ChatGTP の内部の仕組みを切り替えることができます。課金しない場合は、GTP-3.5 という一世代前のものが使われるのですが、課金することで最新の GTP-4 を使えます。
これによって、ChatGPTが驚くほど賢くなります。
例えば、私がちょっとしたプログラミングの問題を ChatGTP に解かせたのですが、GTP-3.5では解けなかったものが GTP-4 では解けてしまいました。
司法書士試験の問題も解かせてみたのですが、GTP-3.5 では5問中1問正解だったのが、GTP-4 では、5問中4問正解になりました。
ただし、デフォルトでは、GTP-3.5 のものが使われるようになっており、スレッドを立ち上げる度にGTP-4 を使うように指定する必要があります。(画面の上の方のコンボボックスから指定できるようになっています。)
課金すると次のメリットがあると公式に書かれています。
- Available even when demand is high
(翻訳:需要が多い時期でも対応可能) - Faster response speed
(翻訳:応答速度の高速化) - Priority access to new features
(翻訳:新機能への優先アクセス)
3つめの「新機能への優先アクセス」が、GTP-4 を使えるよ!という事だと思われます。
課金しても GTP-4 を使う場合は、何時間当たり質問何件までと上限が付いています。これは、今、ChatGTP が非常に人気のある製品であり、大変混雑しているからだと思われます。
ChatGTP と著作権
最後に、心配になるのが著作権の問題です。ChatGPTの生成した文章は誰が著作権を保持するのでしょうか?また、ブログに投稿しても問題無いのでしょうか?
これについて、ChatGPT 自身に質問しました。
(質問)ChatGPTが生成した文章の著作権は誰が保有しますか?自分のブログに転載しても問題ありませんか?
(回答)
私はAIであり、私の生成物は著作権によって保護されていません。ただし、OpenAIとしてのガイドラインや法的規制に従って利用してください。
多くの場合、生成された文章は一般的に使用されるためのものであり、自分のブログやウェブサイトに掲載することに問題はありません。ただし、営利目的での使用、他人の知的財産権を侵害する可能性があるコンテンツ、または違法なコンテンツを生成する目的での使用は避けるべきです。使用する際には、常に適切な範囲で利用することを心掛けてください。また、ブログに記載する際に、文章がAIによって生成されたことを明記することも検討してください。
(質問)営利目的とありますが、個人が趣味で行っているブログにアフィリエイト広告を掲載することは営利目的に当たりますか?
(回答)
個人が趣味で行っているブログにアフィリエイト広告を掲載する場合、その収益があくまで補助的なものであれば、営利目的とは一般的には見なされません。ただし、国や地域によって法的な見解や基準が異なる場合があるため、自分が住んでいる国や地域の法律に照らして判断することが重要です。
AIによって生成された文章を使用する際には、引き続き他人の知的財産権を尊重し、適切な範囲で利用することを心掛けてください。また、不確実性がある場合や法的な助言が必要な場合は、専門家に相談することをお勧めします。
個人のブログに転載する分には、(原則として)問題無さそうです。
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