【司法書士試験】2022年度(令和4年度)試験、受験おつかれさまでした。

司法書士試験
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2022年度司法書士試験、受験された方は大変大変おつかれさまでした。

手ごたえは如何でしたでしょうか?

私が受験したときは、試験会場の前でLECさんのスタッフが午前の模範解答を配っていました。

それで、家に帰ってからだったか、その場でだったかは忘れてしまいましたが、すぐに答え合わせをしました。午前33で、非常に簡単な問題が多く、基準点どうなるか?と心配していた方もいましたが、とりあえず安心したのを覚えています。

受験後にすぐに答え合わせをする人としない人がいます。合格者の中にもしない人がいたため、一概にどちらが正しいとも言えないのですが、個人的に答え合わせは早い方が良いと思っています。

それは、合格の望みが薄く、来年も頑張ることにしたのなら、早めに決断した方が良いからです。

とは言え、今日1日ぐらい自分を労って受験のことは考えたくないという方もいると思いますので、今日答え合わせをしないのも間違ってはいないと思います。

今回の試験で答え合わせをした結果、いくつかのパターンに分かれると思います。

  • 多分合格しているだろうけど不安がある。
  • 発表されるまで全く分からない。
  • 不合格確定した。

おそらく、この試験で、合格発表前から合格を確信している、という人はほとんどいないはずです。圧倒的な実力があっても、稀に出題ミスがあったり、軽微と思われる部分に高配点が付けられることがあるためです。

とはいうものの、自信があるなら、大抵の場合は大丈夫です。

特に記述が不安だと思いますが、枠ズレのような致命的と言われるミスをしても合格する方は普通にいますし、小さなミスが重なっても基準点を割るような減点になるケースは稀です。

私は、「多分合格しているだろうけど不安がある。」に該当していましたが、このパターンの人は、合格発表まで強い不安に置かれます。受験勉強中は、不安を打ち消すために勉強すればよかったですが、既に受験は終わっているため勉強しても不安を打ち消せません。

これは受験よりもある意味、大変辛いですが、耐えるしかありません。多くの合格者が通っている道です。

人によるのですが、この不安は合格発表の当日までは続かないこともあります。合格発表のその日は何か達観したようになって、落ち着いて試験の結果を見れるという人もいると思います。

「発表されるまで全く分からない。」という人の場合、今回不合格ならあきらめるという決断をして受験に臨んだのでなければ、厳しい言い方ですが、受験勉強をすぐに再開すべきだと思います。

実際に合格する人と、ギリギリで不合格になる人の間には圧倒的な実力差があります。

ご自分では頑張ったつもりかもしれませんが、来年、その頑張りがアドバンテージになるとは限りません。1年で合格する人がいる以上、勉強しなければすぐに追いつかれてしまいます。

すぐと言っても、今日すぐである必要はなく、自分の1年を労って、数日休憩しても良いのですが、何日休憩すると決めて、その期間が過ぎたら次の行動を起こすべきです。

ブログや有料記事の方で繰り返し述べているのですが、この成績の人たちは択一で十分な点を取れていない可能性があります。択一で十分な点数を取れていない場合、基準点を割るリスクが付いて回ります。今年は基準点を上回ったので、来年も上回るだろうと安易に考えてはいけません。択一を得意にしてどんな問題が来ても十分な点数を取れるように努力すべきです。

これも、ブログや有料記事の方で繰り返し述べているのですが、択一が苦手だから択一の答練を取るというのはお勧めしません。答練はあと3点を伸ばすのには有効ですが、択一が苦手な人が答練を取ったからと言って択一が得意になるとは思えません。

次の行動を起こすべきとは言いましたが、次の行動としてまずは、今回の試験の反省点から戦略を立てることをすべきと思います。

「不合格確定した。」という人の場合も、やるべきことは、基本的には「発表されるまで全く分からない。」という人の場合と同じです。

ただし、この場合、勉強の方法が、根本的に何か間違っている可能性があります。単なる勉強不足の場合は、勉強に費やす時間を何とか捻出する必要がありますが、そうではない場合、無効な勉強(悪い勉強方法の典型例)に当てはまっている可能性があります。

勉強方法からして全く分からないという場合、私の有料記事をお勧めしておきます。この記事では、どのような勉強方法が無効かということと、具体的にどのようなスケジュールで勉強すればよいかと、勉強方法や具体的な教材の使い方についてまで踏み込んで解説しています。(ただし、専業受験向きの勉強方法です。)

独学12カ月の司法書士試験勉強方法|九条
まえがき 九条です。 初めての有料記事を投稿させていただきます。 内容はタイトル通りです。司法書士試験に独学1年で合格するにはどうすればいいかを考察します。 この記事を構想し始めたのは、令和3年度の司法書士試験の終結時です。 元々、この記事...

あと、細かいことですが、毎度発言している注意点です。

最後は宣伝になってしまいましたが、今回は以上です。

特に、合格発表まで不安でたまらないという方は、健康面にお気を付けて合格発表までお過ごしください。(不安だからと暴飲暴食に走って健康を害する人も稀にいますので。)

では、また。

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