独学1年の司法書士試験 ~資格試験アルティメット合格方法論~

主に司法書士試験を扱います。司法書士試験にほぼ独学1年合格した管理人(HN:九条)が、各種資格試験の独学の勉強方法と教材を提供!

司法書士試験 実践

【司法書士試験】実践した勉強方法①

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こんにちは。九条です。

今回は、私が実践した具体的な勉強方法を解説します。

長くなりそうなので、複数回に分けて投稿する予定です。最初の記事は、7月~8月上旬の勉強方法を解説します。

7月~8月上旬と言えば、私は民法と不動産登記法の択一を勉強していました。

この記事は、私が実際に実践した勉強方法であって、必ずしも「正解」と呼べる勉強方法ではありません。

合格してみて、「ここはもっと違う勉強方法をした方が効率が良かったのではないか?」と思ったところもありました。

そのため、ここで紹介する勉強方法をお勧めしているわけではありません。

合格してみて正しいと思った「正解」と呼べる勉強方法については後程記事します。

予備校を使うのか独学で行くのか?

勉強を開始するにあたって、予備校を使うのか、独学で行くのか?を決める必要があります。

この記事で解説しているように独学には3通りあります。

  1. 予備校に1円も金を落とさない完全独学。
  2. 講座を利用せず模試のみを利用する。
  3. 基礎講座を利用しない。

プロフィール」を参照していただけると分かりますが、私は予備校の講座を少しだけ利用しました。そのため、厳密には独学ではなく3に該当します。

「ほぼ独学」を自称していますが、だからと言って、最初から独学を想定していたわけではなく、基礎講座を受講したいと考えていました。

基礎講座を受講しなかった理由は、時期の問題としてちょうど良い講座が無かったからです。

  • 初心者向け講座は15カ月コースが多く、7月から受講すると中途半端になる。
  • 中上級者向け講座は1年コースがあるが、基礎知識が無いため、講義に付いて行けない恐れがある。

もう少し余裕をもって勉強を開始できればよかったのですが、仕事の都合で、専業受験になることができたのは受験のちょうど1年前の7月のことでした。

検討を重ねた結果、独学で行くことにしました。

計画の全体像

できる限り年内にインプットを済ませたいと考えていました。

年内に全ての試験範囲を一通り学習し、年が明けてからの時間はアウトプットと復習に回そうと考えていました。

インプットとはテキストを読み込んで知識を付けることであり、アウトプットとは問題演習をすることです。

合格してみてはっきりしたのですが、今にして考えればインプットとアウトプットを分けるのはおかしなことです。

これは後程記事にしますが、司法書士試験の学習には、インプット/アウトプットと言う概念は有りません。そんな受験用語を使っている時点で、勉強方法に誤りがあるのではないかと疑ってかかるべきです。

ただ、とにかく年内には全ての試験範囲を一通り学習し終えるべきだと考えていました。年内に終えておけば、仮に勉強方法に誤りがあったとしても、まだまだ時間がありますから、修正することができます。

年内に終えることで、年明けからは初心者向けコースの受講生に追い付くこともできます。言い方を替えれば、答練を受けたり、苦手分野だけでも中上級者向け講座を受けるという選択肢が出てくるということです。

私は、初心者向け講座を受けている周囲の受験生よりも、スタートが遅れていますから、年明けまでに何とか頑張って遅れを解消して、答練なり、中上級者向け講座なりを受けようと考えていました。

年内のスケジュール

年内に試験範囲を一通り学習するため、次のようなスケジュールを立てていました。

スケジュールを立てる基準にしたのは、単純にテキストの厚さです。7月から年明けまで6カ月ありますから、テキストを6等分するイメージです。

  • 7月~8月上旬に民法/不動産登記法を終わらせる。
  • 8月中旬~9月に会社法/商業登記法を終わらせる。
  • 10月~12月でマイナー科目と記述を終わらせる。

記述式

学習開始初期の段階では記述式の勉強を一切やりません。

民法と不動産登記法から勉強しますので、非常に簡単な問題であれば記述問題を解くこともできるかもしれません。

しかし、次のような情報を目にしたため、この時点では記述の勉強を一切しない方針を取りました。

  • 択一が基準点に到達していな状態で、記述の勉強をしても身に付かない。
  • 記述は択一の延長であり、択一の実力が付けば記述の実力も付く。

実際に合格しているので、このやり方で正解だと思います。

記述先行学習を推す予備校や講師が存在するのも事実です。

しかし、それは講師の指導があってこそのものではないでしょうか?

これは合格してからも思ったのですが、独学の場合は、記述先行学習をお勧めできません。

教材の決定

私は事前の情報収集から次の意見を得ておりました。

  1. オートマシステムが初心者に非常に分かり易い。
  2. 必出3300選が秀逸な教材である。

実際に合格した方の意見であったため、かなり信頼できると思いました。

また、オートマシステムについては他者の意見だけを参考にしていたわけではありません。

自分で書店へ行き、実際に本を手を取って「おっ!これなら何とかなりそうだ!」ということで選択しました。そして最初から全巻購入するのではなく第1巻(民法1)からお試しで購入しました。

実際に読んでみた結果、オートマシステムは分かり易く、法律初心者の私でも何とか理解できました。

以上のような経緯からメインテキストにオートマシステム、サブテキスト(問題集)に必出3300選を採用することに決まりました。

初手の考察

この勉強方法は、特にどこかに記載されていたわけではないのですが、当時、パッと思いついた方法です。

私が考えたのは次の3点でした。

  1. 理解することが重要だ。最初はテキストを読もう。
  2. 実際に問題が解けなければ意味が無い。過去問を解こう。
  3. 時間が経つと忘れてしまうので 1. と 2. の間隔を出来るだけ開けたくない。

「時間が経つと忘れてしまう。」ということも、事前の情報収集から得たものです。

具体的な勉強方法

至って単純です。

オートマシステムを読み込む⇒必出3300選を解く⇒オートマシステムを読み込む⇒必出3300選を解く…(以降、繰り返し。)

例えば、民法なら、オートマシステムの総則の部分を読みます。次に必出3300選を使い、オートマシステムで読んだ部分の復習をします。

この段階では、まだ理解できたという実感がありません。そこで上記の学習をらせんのように繰り返します。

すぐに次の分野へ進むのではなく、「理解できた!」という実感があるまで同じ分野を学習します。

このステップを3周か4周する頃には「理解できた!」という実感が持てました。ここでようやく物権に突入します。

物権に突入しても、学習方法は総則と同じことの繰り返しです。

こうして、民法から不動産登記法まで学習を進め「理解できた!」というレベルまで持って行きました。

実は、この方法は会社法/商業登記法に突入すると使えなくなります。これについては、後程記事にします。

それと、この段階では必出3300選の左ページの肢別過去問ばかりをやっていていました。右ページの表はあまり見ていません。(後に、これが大間違いだということに気付くことになります。)

過去問

この段階では過去問題集の勉強をやりません。

合格ゾーンのような本番形式の過去問題集をやらないという意味です。必出3300選の肢別過去問は解いています。

しかし、本当に理解できているのかオートマシステムと必出3300選のみでは心許ないものがありました。

そこで、合格ゾーンの民法(総則)と不動産登記法(上)を買いに行き、お試しで解いてみました。

全体を通して解きましたが、どちらも 90%~95% は正解できました。

「これなら、行ける!」と思いました。当然、勉強に対するモチベーションも上がります。

「司法書士試験なんて簡単じゃね?これなら3カ月あれば十分だ!」と思いました。

後に、これが大間違いだということに気付くことになりますが、これについては後程記事にします。

ただし、この段階で過去問題集に着手しないという勉強方法は、間違いではないと思います。

この段階では必出3300選の肢別過去問を中心にするのもアリだと思います。

復習

この段階では復習を一切やりません。

後に、これも大間違いだということに気付くことになります。

スケジュール通りか?

ここまではスケジュール通りに順調に進みました。

「7月~8月中旬に民法/不動産登記法を終わらせる。」と想定していましたが、想定通り終わらせることができました。

後程記事にしますが、これも大間違いです。

知識が穴だらけで、とてもスケジュール通りに進んでいるとは言い難い状況にあったのですが、この段階では自分でも気が付いていませんでした。


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