独学1年の司法書士試験 ~資格試験アルティメット合格方法論~

主に司法書士試験を扱います。司法書士試験にほぼ独学1年合格した管理人(HN:九条)が、各種資格試験の独学の勉強方法と教材を提供!

レビュー 司法書士試験

(レビュー)オートマ過去問

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こんにちは。九条です。

今回は、恐れながら司法書士試験の過去問題集であるオートマ過去問のレビューをさせて頂きます。

オートマ過去問とは

オートマ過去問は、TACさんが作成された教材で、カリスマ講師である山本浩司先生の著書です。

オートマ過去問は科目別に9冊の分冊になっています。

  • 民法2冊
  • 不動産登記法2冊
  • 会社法/商法
  • 商業登記法
  • 民事訴訟法/執行法/保全法
  • 憲法/刑法
  • 供託法/司法書士法

オートマ過去問は、択一式だけです。記述式の過去問題集は存在しません。

この教材は科目ごとに評価が分かれると思われ、本稿でも科目ごとに私の意見を述べます。

私は科目ごとに肢別過去問題集と本番形式の過去問題集(合格ゾーンやスタンダードシステムのパーフェクト過去問題集等)を使い分けていました。ここで、明確に意見を述べることができるのは実際に使用した科目についてだけです。他の科目については単なる考察に留まることをご了承ください。

オートマ過去問雑感

肢数は少ない

最初に、オートマ過去問は本番形式の過去問題集(合格ゾーンやスタンダードシステムのパーフェクト過去問題集等)と比べて肢数は少なくなっています。

これは、オートマ過去問が肢別問題集であるからであり、これら本番形式の過去問題集とはジャンルを異にしているからです。そのためこれらを直接比較することは妥当ではありません。

肢別問題集を、情報が足りないとみるか情報が厳選されているとみるかは、テキストとの相性等に左右され、意見が分かれるところだと思います。

肢別問題集と本番形式の過去問題集の比較については後程記事にします。

学説問題/登記記録問題

肢別過去問題集の当然の定めとして、学説問題や登記記録問題については、その性質上、一部掲載が制限されてしまう問題があるのは事実です。ただ、オートマ過去問は本番形式の過去問題集と同じ形式の問題を引用しており、登記記録問題や学説問題に全く対応できていないとも言えません。

とは言え、やはり少ないのは事実です。こうした問題にしっかり対策をしておきたい場合は、本番形式の過去問題集の使用をお勧めします。

最大の特徴

この教材の最大の特徴は、解説が山本浩司先生独特の言い回しで書かれていることです。山本浩司先生の言い回しが好きな人には面白く、モチベーションアップにもつながると思います。オートマ本編と同じく独学の強い味方と言える教材です。

また、ひとつひとつの解説が非常に短いです。解説が本当に「要点だけ」と言う感じです。詳しい解説を望む方もいるかもしれませんが、私は短い方が良いと思っています。詳しい解説があっても読むのに時間がかかりますし、読んでもくどいと感じるだけで役に立たないことも多々あると思います。オートマ過去問の最大の長所はこれだと思っており、解説の長さが適切かつ要点を突いているのです。

他の特徴として、肢同士の比較を図示していることが挙げられます。これについては正直あまり見ることもなく有用とは思えませんでした。

管理人が使用した巻

  • 会社法
  • 商業登記法
  • 供託法/司法書士法

細かいことですが、オートマ本編が「会社法/商業登記法」と言う風に、会社法と商業登記法を同一の書籍にまとめているのに対し、オートマ過去問は会社法と商業登記法が別冊なっています。

これには正直使いにくさを感じました。オートマ本編で学習した所を、オートマ過去問で理解できているかチェックするという使い方がし難くなっています。

オートマ本編と同じく、「会社法/商業登記法Ⅰ・Ⅱ」という2分冊にして、オートマ本編と連動させる形にしてくれると尚良かった思います。

科目ごとの評価

民法/不動産登記法

合格ゾーンを使用したため、実際には使用しませんでした。

これらの科目については、本番形式の過去問をしっかりとやり込んでおきたいところです。民法については学説問題が、不動産登記法については登記記録問題が重要で、オートマ過去問以前に肢別過去問題集に適さないと思います。

不動産登記法については、オートマ本編が十分な量の過去問を引用していることから、過去問をサボる選択肢もなくはないと思います。つまり、過去問題集自体を使わないという選択肢もあります。

商法/商業登記法

私は、商法/商業登記法については過去問を重視しておらず、肢別問題集で妥協しました。

さて評価になりますが、非常に優秀な教材だと思います。オートマ本編を補完する形で過去問が厳選されています。

テキストに無い知識を拾う用途、テキストの知識を見落としていないかをチェックする用途、両方に使うことができます。

私は、会社法/商業登記法の学習に突入した当初、テキストが非常に取っつきにくく感じたため、過去問から入りました。過去問から入るのは良い学習方法だとは思えませんが、取っつきにくいテキストをひたすら回すよりは、モチベーションを保てると思います。

民事訴訟法/民事執行法/民事保全法

実際に使用していないため何とも言えませんが、オートマ本編を補完する形で肢が厳選されている可能性もあり、そうだとするならば有用だと思います。

供託法/司法書士法

実際に使用しましたが、何とも言えないところがあります。というのは、供託法/司法書士法については、私の時間的余裕の問題で、過去問をきっちり分析するに至らなかったからです。

とはいえ、この教材はテキストを補完する形になっており、オートマ本編を使用している場合は、有用だと思いました。

刑法/憲法

オートマ本編と必出3300選を使用していることを前提とするなら、過去問題集自体不要だと思慮します。

刑法については、オートマ本編が十分な過去問を引用している上に、オートマ本編の解説が優秀すぎます。必出3300選を組み合わせているのであれば、過去問題集自体が不要だと思いました。

憲法については、オートマ本編が十分な過去問を引用していること、過去問に出たものと同じ肢は出ないであろうと言われていることから、過去問題集自体の必要性に疑問を感じます。こちらも必出3300選を組み合わせているのであれば、過去問題集自体が不要だと思いました。

まとめ

オートマ過去問の最大の長所は、解説の長さが適切、かつ要点を突いているところだと思います。

オートマ過去問は科目によって有用性が異なると思います。科目によっては、そもそも過去問題集自体が不要という場合もあります。


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