独学1年の司法書士試験 ~資格試験アルティメット合格方法論~

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司法書士試験に学歴は必要か?

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はじめまして。

九条です。

これは本 Web サイトの最初の記事となります。

よく、司法書士試験に学歴が必要か?ということが話題になります。

「〇〇大卒ですが、司法書士試験に合格できますか?」

そう言う具合です。

本記事では、このような疑問に答えていきたいと思います。

結論から先に申し上げますと、司法書士試験に学歴は必要ありません。

それでは、詳しく見ていきましょう。

前提:学歴には2つの意味がある。

司法書士試験に学歴が必要かどうかを考察する前に、学歴と言う言葉の意味について明らかにしておく必要があります。

日本においては、学歴と言う言葉は2つの意味で使われます。

Aの意味の学歴は必要だが、Bの意味の学歴が必要無いというように、学歴の意味するところによって結論が違ってくる可能性があります。

2つの意味とは次の通り。

  • 本来の意味での学歴(中卒<高卒<大卒<修士<博士)
  • 入学した大学の偏差値の高さ(高校の学業成績)

①本来の意味での学歴

本来の意味での学歴とは、学んだ内容の専門性を指します。

端的に言えば、次のようになります。

中卒<高卒<大卒<修士<博士

この意味の学歴には「中退」と言う概念がありません。例えば、大学を中退したのであれば、大学で学ぶ専門的な勉強を完了していないことになります。「中退」の場合、大卒を名乗ることはできません。高卒が学歴となります。

大学に入学できても学歴にカウントせず、卒業できて初めて学歴にカウントすることになります。実際に、入学は簡単にできても、卒業するのは難しい大学と言うのは存在します。私の出身大学がそんな大学で、留年して脱落した学生を何人も見ています。

この意味の学歴においては、たとえ東大に合格していようと中退してしまえば高卒ですから、東大中退よりもFラン大学卒業の方が学歴が高いことになります。

また、たとえFラン大学であろうとも大学院まで行き、修士号を取得したのであれば東大卒を学歴で上回ることになります。

余談ですが、これは特に「飛び級」する場合に重要になる観点です。

優秀な方の場合、高校を卒業せずに大学に進学(飛び級)できることがありますが、これをやってしまうと、もし大学を卒業できなかった場合に、学歴が「中卒」となります。なので「飛び級」は慎重にすべしと言われています。

②入学した大学の偏差値の高さ(高校の学業成績の良さ)

①の学歴に対して、入学した大学の偏差値の高さを学歴と呼ぶことがあります。これは言い替えると、高校の学業成績の良さということになります。

例えば、次のページを見てください。大学を偏差値の高い順に並べたランキングです。

東進の大学入試偏差値一覧(ランキング)

日本で学歴と言うと、こちらの意味で使われることが圧倒的に多いです。

司法書士試験に学歴は必要か?

以上を前提とした上で、改めて「司法書士試験に学歴は必要か?」と言うテーマについて考えてみます。

司法書士試験に必要な学歴についても、①の学歴と、②の学歴に分けて検討する必要があります。

それでは、検討してみましょう。

①本来の意味での学歴

結論から言うと司法書士試験にこの意味での学歴は必要ありません。

そもそも、司法書士試験には受験資格が無く、誰でも受験することができます。

また、試験の問題に、高校以上の専門的教育を受けていないと解けないような問題は出題されません。中卒でも受験可能ですし、合格もできます。事実、中卒で合格できた人を知っています。また、私は法学部卒ではありませんが、問題なく合格しています。

なお、中学が義務教育化される前の世代の人の場合、学歴が国民学校卒となる場合がありますが、司法書士試験に「受験資格」が無い以上、国民学校卒でも問題なく受験することができます。

②入学した大学の偏差値の高さ(高校の学業成績の良さ)

①と同じ結論で、試験の問題に、高校以上の専門的教育を受けていないと解けないような問題は出題されないのですから、偏差値の高い大学に入学した方が有利になるということもありません。

ただし、入学した大学の偏差値の高さ(高校の学業成績の良さ)は、「勉強でどれだけ成果を上げることができたか?」の実績を示す指標となります。

司法書士試験の勉強は大学受験とは大分性質が違うのですが、「勉強」である以上は努力が必要です。入学した大学の偏差値が高い人ほど、「努力」ができる人ということになります。

そして、入学した大学の偏差値が高い人(努力ができる人)にとって、司法書士試験は「過去に受験で実践した努力をもう一度再現できれば良い試験」です。これに対して、大学受験で努力してこなかった人にとっては、司法書士試験は「やってみないとできるかどうか分からない試験」になります。

そう考えると、入学した大学の偏差値が高いほど、司法書士試験に合格できる可能性が高いのは事実だと思います。

とはいうものの、既に述べた通り、司法書士試験の勉強は大学受験とは大分性質が違うのです。「努力ができる人」なのに、大学に通う学費が無くて大学受験を断念したという人もいるでしょう。高校の受験勉強に価値を見出せないが、実用性の高い司法書士試験の勉強には価値を見いだせる(モチベーションを維持できる)と言う人もいるかもしれません。

そして、他の記事でも触れようと思いますが、大学受験は「5教科」全部まんべんなくできないといけないのに対して、司法書士試験は11科目全部が「法律」という違いがあります。

なので、入学した大学の偏差値が高くない、あるいはそもそも大学に進学していないという人でも、司法書士試験を諦める必要はありません。大学受験で成果を出せていなくても、司法書士試験に合格できる可能性は十分にあります。

まとめ

司法書士試験に学歴は必要ありません。

ただし、入学した大学の偏差値が高い人の方が、「努力ができる人」と言う意味で、司法書士試験に合格できる可能性は高いです。


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